namidatubo2005-10-13

早朝出発で一日バスツアー、憧れの『モン・サン・ミッシェル』へ!
パリからバスで約8時間、ガイドさんに言われて窓をみると、霧の中にぼんやり軍艦のような影が!あたり一帯はだだっ広い牧場で、田舎の民家がぽつぽつあるくらいなので、要塞のようなその姿は、異様ですらありました。
ごつい感じです。
実際『要塞』として働いた時期もあります。イギリスとの百年戦争の時の話、フランスが大負けしていた時でさえ、イギリス兵を一歩も中に入れさせなかったそうです。
また、刑務所だった時期もあるそうです。
モン・サン・ミッシェルの歴史はとても面白いです。


中は迷路のようにたくさんの部屋があります。
島の周りには遠浅の砂浜がずーーーーっと広がっていて、眺めがよいです。
海に浮かぶ奇跡の島、モン・サン・ミッシェルは、とても素晴らしかったです。


朝ごはん。
早朝出発なので、ツアー会社マイバス社から朝ごはんが出ました。
なんと、コンビニおにぎり。梅とシャケ。
和食が恋しいという時期でもなかったから、なんだか不思議な気がしました。


お昼ごはん。
モン・サン・ミッシェルの中、つまり島の中のレストランで食べました。
アサリのパイ包み(白いソースがおいしかった!)
ポーク
デザートにタルトタタン
シードル
(りんごのお酒。ワイン産地の農家の人が飲むお酒は、ワインではなく、庭に植えたりんごで作った自家製のお酒なんだそうです。家々で味が違っていて、それが『家の味』となるんだそうです)


モン・サン・ミッシェルの名物だという、オムレツが時間がなくて食べられなかったのは残念です。泡立てに泡立てて、口当たりがふわり、胃に入ってもふわりと消えてしまう、不思議なお味のオムレツなんだそうです。


夕ご飯。
レストラン『ポムズ』に行ってきました。りんごを使った料理で有名で、今年はなんとかという賞もとったのだとか。
どれもおいしかったのですが、メインの仔牛のカツレツがとっても美味しかったです。
りんご酢の味をつけたにんじんとカツレツの組み合わせがなんともいえません。
タルトタタンは目の前でカルバドスでフランベして、とてもよい香りでした!
また、食前、前菜、メインの3回にわけてシードルを出してくれます。
1杯目は、後味がりんごをかじった時のような、さわやかな甘酸っぱいお味。
2杯目は、ぐんと強くなります。ビールっぽいお味に。
3杯目は、きりっとしたお味。ビールからりんごに戻りました。
ちょっと飲みすぎてしまったかもです^^;